ニート、再び社会へ

ゲームのプレイ日誌とか、生活のアレコレ。

【ネタバレ有り】Memories Off Innocent Filleプレイ日誌

止まっていた時間が動き出した瞬間に。

 

ブログに真っ先にギャルゲープレイ日誌を書くのか()

もう少ししたら仕事に関して状況整理も兼ねて書いていきたいですけど、まずはやはり、ね。今回はプレイしながら控えてた殴り書きをそのまま載せるので、落ち着いたらレビューという形で再度まとめたいと思います。

 本編は全てプレイしてきたメモオフシリーズの最終作という事で、覇王翔吼拳を・・・いや買わざるを得ない。それと読んでくださる方には全く関係ないんだけど、現実世界において派手に周回遅れをかましながらもなんとか一区切りを付けて、前に歩き出した自分へのご褒美として54000円ぶっぱでスタッフロールは実名プレイしました。

入社日を目前に控えながら、自分の心境の整理を兼ねてある程度はネタバレしつつ(Twitterはプレイ状況すら書かない方針なので)ちょこちょこ書いていきます。4/14のイベント行きたかったけど会社の行事に潰されたのはあまじはあ(´・ω・`)

 

【プレイ前の各ヒロインへの印象】

琴莉≧ノエル>柚莉・寿奈桜(攻略対象はこの4人っぽい?)

 

公式サイト以外ではほとんど情報仕入れてないまま、当然ながら同梱の資料集は封印してプレイ開始。最近の声優さんがほとんど分からない程度にオタクから離れてるので、見た目とキャラ紹介から勝手に想像して(ごめんなさい)並べるとこうなるのかなー、と。いや、ほんとは自重せず>>>(越えられない壁)>>>みたいな書き方しようかと思ったんだけど流石に?

 

・1週目(ノエルグッド)

なんか今回の主人公ってアレだよな、古典部シリーズの奉太郎っぽさがあるよなー・・・などと思いつつ(いや、あそこまで省エネ思考じゃないか)プレイ開始。とうとうコミュニケーションツールがLI○Eになりましたね、これも時代か。

シナリオがライトとヘヴィに分岐するなら条件は?とかタイトル画面で放置しててもヘヴィ版OPムービーが初期では流れないな?とか考えてたけど、なんだろう、ノエルの瞳はなんかこうすごく引き込まれる感じがあって、序盤こそ壁が、ゲーム内の表現に倣うなら鍵のかけた扉にこもっているように見えたものの、中盤から素の性格が見え始めたり、終盤は大胆さや押しの強さが顕著に現れて、あっこれは強いメインヒロインですわー って印象に。ボイスは大体聞いて8時間かからないくらいでグッドエンド。

 

グ  ッ  ド  エ  ン  ド  ?

 

いやいや基本的にこのシリーズって個別長いやん?しかもこの終わり方だといずれ北海道に戻らなきゃならないって問題にケリがついてないやん??更に時限選択肢みたいなのなかったやん???もしかして1週目はルート固定なんだろうか(クリアしたら調べておこう)・・・とこの辺りでヘヴィ解放のトロフィーが。なるほどね、ノエルトゥルーがありそう。

 

メインヒロインより強い(≒人気のある)ヒロインってそれなりにいますよね。このシリーズでも敢えて書くなら、6のメイン2人をクロエ先輩が食ってしまっているレベルまである、と書いてもある程度は同意を得られるのではないかと思います(アタシもクロエ先輩好きですが、6では智紗が1番かな)。

ギャルゲーの攻略キャラが1人のみってのは珍しい以上、属性の配分とか、恐らくライターさんの書きたい・伝えたい内容とか色んな要素が絡んで、1つの作品におけるキャラの人気は蓋を開けてから次第、極端な話、人気が偏るのは仕方ない部分があるのは理解してて。加えて受け手の好みってのは千差万別だから、どれだけ好きな作品でも、全てのキャラが・ルートがネ申だなんて個人的な意見としてはありえない。だからこそ、自分自身が好きなモノは他人の評価とか人気にとらわれず、自らの良心にのみ従って選んでいい、とアタシは考えます。

ただ、メモオフみたいに複数作品で舞台・時間軸が交差するシリーズで、過去作キャラを出そうとするならどうしてもその土台として、過去作の世界線を固定しちゃった方が話は作りやすい印象は受けます。そういう意味では話をまとめやすいメインヒロインが1番人気である状態は、話の筋に納得する人を最大多数にさせやすいのではないかと思うので、あくまで「シリーズ」として見るのなら強いメインヒロインは構成上の美しさという点で明確に利点があるのかなー・・・と。IFは最終作って明言されてるけどね(追記:IFの世界線は分岐した一つのifというか、1,2でくっついたヒロインはともかく、それ以降については公式ではなくIF世界固有のものとして見た方が良さげか)。

 

・1.5週目(中断)

ヘヴィ解放、プロローグの追加、やはりここからが本当のメモリーズオフだ・・・(というかテーマ曲のレジリエンスメモオフというよりは科学ADVシリーズっぽさを感じさせて、しかも白衣のおっさんとかもしかしてやべーやつなのではって勝手に思っている。違ってたらごめんおっさん。)

追加される選択肢からこれまでと違う視点が提供される訳だけど、少し進めたあとで「どのキャラから攻略すべきか?」っていうギャルゲーをプレイする上での永遠のテーマが頭をよぎって、一番興味のある琴莉は最後に回そう、という結論に至ったので、データを残して一時中断。まずは寿奈桜と柚莉を先に攻略する事にしました。故に1.5週目。

けどヘヴィOPこええよ!発売前は差し替えてありますってアナウンスはあったけど、パッと見て気付くシーンがマジでこええよ!!夜中に薄暗い部屋でやってたから布団に入ったらイメージが焼き付いて離れなかった。

 

・2週目(寿奈桜グッド・バッドエンド)

まず真っ先に、ごめんなさい。本人もその家族もいいキャラなのは確かなんだけど、個人的な趣味でヒロインとしては正直そこまで・・・な印象が拭えないので(巫女服そんなに好きじゃないのもあるし)、熱量としては薄い書き方になってしまうと思います。

 

構成は寿奈桜とノエルの三角関係で、ミイラ取りがミイラになるっつー割と普通の(悪く書いてる訳ではない)導入。んで、彼女といる時間が増えていくと・・・やっぱり難しいよね。流れからしてノエルと累がくっつくのが自然だけど、寿奈桜ちゃんも自分の心を自覚してしまってさぁ刺すか刺されるかスコップでタイムカプセルか(これは違う)、いやビンタ合戦か。

最初に書いた通り、ヒロインとしてそこまで趣味じゃないのと、どうしてもアタシ自身ノエルに惹かれてる部分があったので、嫉妬深い、強かなノエルの魅力の方が強く映ってしまったり、最後の最後で自分で決めきれない主人公の存在(ここで選択を委ねられた寿奈桜こそが、このルートにおける主人公だとするのならともかく)もあって、累くん、君それブーメランやで・・・という感想はどうしても残った感じになりますかね。

 

最後の時限選択でバッド(?)2種類へ分岐。三角関係を続けてもろくな事にならないのはWhite Albumで学習済(勿論大正義の2もいいけど最近PS3版の1やったら割と刺さったからみんなも両方プレイしていこうな)だし、もう一方は1週目も軽く思ったけど、もしかして美咲ちゃん可愛いのでは????みたいな所あったのでむしろこっちを・・・ん?おかしいなこんな時間に誰だろう。

ざっとまとめると、三角関係ではあるけど2人とも極端に重いキャラじゃなさそうだし、ノエルもイケメン対応(男じゃないけど)だし、あくまで喧嘩の延長線上として、ライト側らしく割とさっぱりと終われたような所はあったんじゃないかな、と。別エンドのハイライト消えてる寿奈桜ちゃんの方にむしろ以下略。

 

(あとこの週の直後に、ノエルのバッドを回収しておこうと思って最後の選択肢をわざと間違えたんだけど・・・クロエ先輩、いくら妹の事とは言えあそこまで冷酷な言い方が出来るキャラでしたかね?個人的にだけどちょっと違和感もあった。)

 

・3週目(柚莉グッド・バッドエンド)

実はプレイしながら薄々感じてたんだ、もしかして今作はOPへの登場順に攻略するのがいいのではないかと。

 

だ  が  し  か  し

 

1.5週目の所でちらっと書いたけど、アタシ基本的にギャルゲーは一番好きなキャラを最後に残す派なんだ・・・という事で先に柚莉から攻略していく事にしました。

琴莉の正体についてはライト側で一度答えが出てるように見せかけて、本当は別解があるんだろ?と思いながら文章を追って、所々矛盾が存在してるのは明らかだった。だから正解にある程度近い所までは説明される前に辿り着いてたんだけど、こればっかりは是非プレイして欲しいので多くは語りません(ネタバレ前提の文章書いておいてどうかと思わないでもないけどね)。それからで印象的だったあの場所が出てきて、一蹴は頑張ったんだなー、と。

しかし、この組み方からして予想される展開は・・・という確信めいたモノがあって、光の裏側には闇がある。プレイヤーにはそれが視えるように話が組まれている。だからある程度は構えてストーリーを進められるんだけど・・・アタシは耐えられなかった、複数回涙腺崩壊してました。途中で荷物届いた時にやべー顔してる自覚があるくらいに()

 

後半からはぶっちゃけ○○○○というか、重いヒロインを放置するとどうなるかはまぁ誰の目にも明らかな訳で。プレイ中に「琴莉ごめんマジごめん、次の世界線では思いっきり琴莉を大切にするから許してくださいなんでもしますから!」って感じで。今回のヘヴィはマジで容赦ないですね。クリアでライト側のアナザー、ヘヴィの別ルート(ノエル?)フラグ解禁。

この辺で一言だけ付け加えるのならば、アタシがそうなんですけど、怖いものがダメでイメージが脳内に残りやすい人は明るいうちにプレイした方が良いです。特にバッド埋め(分岐タイミングは非常に分かりやすい)。

 

・4、5週目(ライトアナザーエンド・ライトベストエンド)

琴莉を攻略する前に、トロフィー獲得率を見て恐らく最初から到達出来るエンドにたどり着けて無い事が気になってたので、先に埋めてみる事にしました。

分岐が分かりやすかったアナザーエンドに先に入ってしまったんですけど、これはシリーズプレイ者向けの内容でしたね。ラストメモリーズセット購入者の名前が入ってたので、正直最後にプレイしても良かったのではないかと思わなくもないですがw

内容は君の目で  確  か  み  て  み  ろ  !

 

もう一つはライト側ノエルのノーマル、あるいはベストかなー・・・と予想してましたが後者でした。グッドの終わりを拡張するような形で、話の結び方はグッドと比べて「やっぱそうだよなー」と納得出来るものでしたし、あぁやっぱノエルのヒロイン力たけえわ、と。

ただね、巫女服は借り物だしシワになりそうだから先に着替えておこうよノエルさん(意味深)。

 

ここまで来て、到達エンド数は10/15。残りは琴莉とノエル裏ルート(多分こっちがトゥルーかな?)で5つくらい埋まりますかね?ヘヴィOPのサビ入り、何故かノエルに不穏な背景が差し込まれてたし・・・そして迫る入社日(執筆時点で3/31の夕方)。つらい。

 

・6週目(琴莉バッドエンド?)

シーンリストの空白を考えると、恐らく解放されたルートに入る前に琴莉寄りのエンドが見られるんじゃないかと思ったんです。はい。一回見てるシーンなのにまた涙腺がやられる、ほんと今年の花粉症はつれぇわ・・・それで

 

琴莉寄りの選択をしたんです!全部!!アタシは!!!

 

まさか最後に選択の余地すらなくアイエエエ!??柚莉なんで!????って感じになるとは思いませんでしたよ・・・(´・ω・`)

過去の幻影に心を引きずられているプレイヤーがここにいますね、間違いない。琴莉を幸せに出来る世界線を探して、別データでアイキャンフライ(意味深)。

 

シーンリストの追加もなかったので、恐らく柚莉と琴莉のバランスを取ると真エンドに辿り着くのか、もしくは前の週で追加されたノエル裏ルートでノエルと琴莉で三角関係になって(解説書でRAINSの説明に使われてるシーンは多分まだ見ていないはず?)、そこから派生するの・・・だろうか・・・アタシは琴莉を幸せにしたいの!!!!

しかし柚莉/琴莉が鏡に映る絵がありますけど、この「鏡」が「心」の暗喩になってるというか、バッドで鏡を割って以下略してしまう部分が意図的な表現だとしたら、ほんとゾッとするものがありますね。

 

とりあえずノエル裏ルートを進めて様子を見よう(この時点で入社日前日4/1の午前君でも午後君でもなくって正午君)と。でも謎が2つ程残ってるんだよなー。私、気になります!しかし2,3週目を書いてる時との温度差がひっでえ。

 

・7週目(ノエル裏バッドエンド・中断)

いつになくネタバレが激しいです。出来たらプレイ済の人だけに読んで欲しい。

さぁ、思い出せ。何故ヘヴィOPのサビで、ノエルに不穏な背景が重なるのか・・・まず結論からね。

 

マ  ジ  ご  め  ん  な  さ  い

 

CERO-Cでよくこの展開出来たね?もうアタシのメンタルはゼロよ(土下座)。1秒ごとに世界線を超えてディソードが見えそう。俺がギガロマニアックスだ。・・・もともとホラーダメなんだ、だけど目を逸らさず、途中の明らかなバッドフラグも踏んで。踏んで踏んで踏んでうわあああああああああああああもう明日から出社出来ない新入社員代表挨拶なんて出来ないうわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

なんとか耐えて進めた後も、明らかにやべー要素が積み上がる中、あー、その、シーツ姿はお姉さんを思い出すんですがこれは事後ですかね。ゆびきりでもそれっぽい描写あったから今更おじさん慌てないけど。さぁ、真実のドアが今ひらk・・・

 

ゆ    る    し    て

 

頭がどうにかなりそうになりながら、何度か世界を巻き戻してもアイキャンフラーーーーーイが覆らないので、もしかしてエンディングリストが微妙に埋まってないのがアカンのか?とボドボドの心でも先に琴莉ルートを終わらせる決意を固め、昼飯を買いに近くのコンビニへ(この時点で4/1の夕方)。さてアタシは明日無事に出社出来るのでしょうか、乞うご期待。

 

・8週目(双子エンド)

多分このエンドを埋めなくてもトゥルーへ到達出来るっぽいけど、ぼくは琴莉を幸せにするんだい!と思ったらそうきてしまったか・・・みたいな。やっぱ過去の幻影に魅入られてはイケないみたいですね。

いやー、割とルート確定に手こずりました。6週目と同じように最初からガンガンスキップしつつ、琴莉寄りの選択肢を選び続けて、またしてもこの手を離すもんか真赤な誓い。となると、双子キャラは好感度を両方高めていくしかねえなー、って事でまたしてもセーブデータを乱立させながら試行錯誤(しかしこの後すぐ、これを上回るロード回数が待ち受けている事をアタシはまだ知らなかった・・・)。なんとか双子エンド確定。

 

話は変わりますが、プレイ前のアタシは何故琴莉にここまで意識を持っていかれてたのか。理由は大まかに2つ、キャラ属性と中の人である。

結局の所アタシの根本に面倒なオタクらしさがあって、基本的に「本人も決して弱くない(もしくはそれを隠して立ち回れる)んだけど、俺が守護らねば・・・」って感じのキャラはガー不なんですよね。別ゲーだとときメモ2の八重さんとか、ホワルバ2のかずさとか。

最初の回想であれだけ「マモレナカッタ...」って感じさせる初恋の女の子が、ありえない状況とは言え確かに目の前に現れてしまう。OPにも出てくるあの絵で開幕10割持っていかれて、更に過去作で思い出深い場所である、あの教会で再会するシーンでもう北斗有情破顔拳。

これに加えて中の人補正というか、アトリエ関係のツイートを見てくださった方にしか伝わらないけど、アタシ一時期フィリスちゃんの名前を(フィリスの/リディー&スールのアトリエはいいぞ)一生連呼してたんですよね。アニメ離れしてある程度の年数が経つ状態であっても、珍しく最近の声優さんで名前まで覚えたレベルでこの声しゅきぃ...すき...みたいな。

そんなこんなでぼくは絶対琴莉を幸せにするんだい!!!って強い意思を持ってゲームを始めた訳です。そんで個別を進めてみるとかなりストライクなキャラ造形だし、イベントも破壊力ばつ牛ンですごく久々に「ギャルゲーをプレイする時の視点が箱庭の上じゃなく、主人公の後ろにある」感じになっちゃったので琴莉エンドがあると嬉しいなーって思ってた所。

 

あぁ・・・そう終わりますか・・・

 

と。将来における不安要素は残しつつ、累くんもそこに至る道筋が道筋なので仕方なかったとは言え、最後に自分で選びきれなかったのがアタシとしては・・・と。メモオフにおいても二兎を追うのはあまりいい結果に繋がらないから、片方に絞ってストーカーするプレイスタイルを取ってた人は結構ルート確定させるのにハマったんじゃないかな、みたいな。まぁこれはこれでアリだと思います。

まとめとしては、そこそこ批判的な書き方をしましたがやっぱり一途な愛をストレートに向けてくれるのは嬉しい事ですね、と(飢えてるのかな)。この辺りで確か4/1の19時くらいだった気がする。

 

9週目(トゥルー両方)

入社式その他、色々とあって書き上げるのが遅れた次第(4/5の夜)。確かこの辺りで残り2エンドという事で・・・実は少し不安だったんだよね。まだバッドが残ってるんじゃないかって。

 

という訳で再びノエル裏ルート(?)を開始。この時はノエルルートだと思っていたので、最初は普通にノエル寄りの選択をすればルート確定するのでは、と考えてプレイしていたらまたしてもノエルが、ノエルが・・・リーチはほんとに柚莉を看ているのか?あとノエルとイチャイチャしてるタイミングって外にやべーやついそうで正直アレというか、夜中に突入してきてバッドエンドとかあったら怖いなー、皆戸締まりはちゃんとしようね。

ここで少し頭を冷やして、もしかしたらノエルと仲良くなり過ぎて、実行犯の黒い感情が爆発してああなったのではないかという疑念が出てきたのでいっそノエルに寄り過ぎない選択肢を選ぶ方針でまた最初から。そして・・・

 

あ  な  た  が  救  世  主  か

 

まさかの展開でしたね。これまでのプレイから、あの絵に色が付くなんて思わなかったというか。その発想はなかったと安易な考えが頭を流れそうになりながら、「あっ、だからOPの最後に黒髪が広がるのかー」って。

 

三城家の子供はほんとの三つ子ではなく、夫の子供琴莉(戸籍上は琴里)と、妻の子供リーチと柚莉、そして生まれなかった希莉の存在。これで恐らく、ヘヴィルート解放後に学校に潜入してた男は久世さんの先輩で、彼の姪の行方が分かって、かつ久世さんの予想してた柚莉は三重人格なのでは?という伏線が回収されたのかな。

ところで偽琴莉が(あの琴莉にかなり惹かれてた部分があるので、この書き方正直ツラい)実行犯じゃないかと思ってたから、ここも予想が外れた感じですねー。今回はプレイヤーに想像はさせるけど、正解させるつもりのない方向に答えを用意してたように見えるというかなんというか。気持ちよく裏切られた・・・って書くのが一番近い気がする。

 

嫉妬で壊れたリーチ君はなんだろう、その気持ちが全く分かんないとは書けないんだけど、とりあえず男の嫉妬は見苦しいゾ(色々思い出して吐きそう)

 

そして最後の時限選択肢へ、とりあえずセーブして両方の展開を追っていく事に。ノエルを逃して累が刺されるか、連れていってノエルが刺されなきゃいいなーと思ってたけど流石にもうバッドエンドはなかったね。これ以上やられると夜眠れなくなる。

ED曲が流れる以上、トゥルーはきっと・・・寿奈桜/双子ルートで主人公が選べてないじゃん!みたいな事は書いた記憶があるので、最後の最後はちゃんとプレイヤーの判断で結末を選べるのはやっぱり嬉しかったです、はい。あと秋村先生、疑って本当にすいませんでした。

 

多分ほとんどのプレイヤーとは違う見方になってしまうんだけど、本心としては双子ルートで「あれだけ惹かれた琴莉はもういない」って認識が強く残ってしまって、加えてヒロインだと認識していなかったキャラがいきなり舞台の中心でスポットライトを浴びている状況に頭が追いつかず、語弊を恐れず書くなら恋愛対象として仲良くなる段階をすっ飛ばしたヒロインと結ばれてる(累とヒロインからすればその段階は過去で既に終わらせてるから当たり前ではある)って認識が拭いきれないというか・・・

どう書くと伝わりやすいだろう、真相ルートはノエルのために行動してるつもりだったから、いきなり別のヒロインがトゥルーの攻略対象ですってなると困惑してしまう、みたいな感じはあります、と。

8週目の双子ルートでちらっと書いた「プレイヤーの視点がどこにあるか」という話を持ち出すと、箱庭の上に視点がある場合トゥルーの展開は理解しやすいんだけど、主人公の後ろに視点を置き続けるとアタシは状況を、累の思考をトレースしきれず(≒アタシがノエルを捨てきれず)トゥルーエンドに対して若干違和感が出てしまった、って所でしょうか。

真相ルートの2エンド両方でED曲が流れたら(それはそれで選びきれない主人公・プレイヤーになっちゃうか)多分また違った感想になってても不思議じゃないのかも。

作品における事実は絶対でもいい、しかしそこから受ける印象は個人に委ねられて千差万別でいいと思っているので、あくまでもこの部分に関してはアタシ個人の感想に過ぎませんよーと予防線は張っておこう。。。

 

今回はあくまで「プレイ日誌」という事で、全ルートが終わってから再度見直すとまた違う感想になる事は承知の上なんですけど、せっかく長くお世話になったシリーズの最終作という事で、心が感じるままに文章を起こしてみた次第です。

音楽に関してはまだまだ聴き込みが足りないので、ある程度整えた文章として改めて記事にするタイミングで触れていきたいなー・・・と思ってます(来週末に資格試験がある都合上、書き始めるのはそれ以降かな)。

 

最後に、(正直IFが出なくてもしょーがねーなーとか考えてましたごめんなさい)ギャルゲーというフォーマットの存在感が薄れてきたこの2018年に、無事コンシューマーでメモオフが発売された事への喜びと感謝を。マジで面白かったです!長文・乱文失礼致しました。

 

現場からは以上です。もうちょっと早く布団に入らねば・・・